機械保全技能士の申し込み方法と受検料|個人申請の手順

機械保全技能士の申し込み方法と受検料を紹介する記事のアイキャッチ。ノートパソコンと書類が置かれた工場の机

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『機械保全技能士を受けたいけど、どこからどうやって申し込むの?』と迷っている方も多いはずです。会社でまとめて申し込んでもらえない時は、自分で手続きを進めることになりますよね。

結論から言うと、2026年度の機械保全技能検定の申し込みは、インターネット申請だけになっています。期間内に申請して受検料を払い、受検票をマイページから印刷すれば準備は完了です。

この記事では、申し込み期間と個人申請の手順、受検料の区分、申し込みでつまずきやすい所をお伝えしますね。

目次

機械保全技能士の申し込みは、2026年度からインターネット申請だけ

先に結論

JIPMの2026年度の実施公示では、受検申請は「インターネットによる申請に限る」とされています。2025年度まで団体申請で選べた郵送は、2026年度からなくなりました。

機械保全技能検定を行っているのは、厚生労働大臣の指定試験機関である日本プラントメンテナンス協会(JIPM)です。技能検定 機械保全の申し込みも、JIPMの機械保全技能検定の公式サイトから行います。

申し込みの方法には、個人申請と団体申請の2つがあります。団体申請は、会社や学校が受ける人の分をまとめて一括で申し込む方法なんです。

申し込みの方法どんな人向け誰が手続きするか
個人申請自分で受けたい人、会社でまとめて申し込まない人受ける本人
団体申請会社や学校の受検者がまとまっている場合会社・学校の担当者

『会社から受けてと言われたけど、自分で申し込むの?』と迷ったら、まず職場の担当者に団体申請があるか聞いてみてください。団体申請がない時は、個人申請で自分で手続きします。

インターネットで申し込めない時は

2026年度の実施公示では、インターネットで申請できない人は受検サポートセンターに問い合わせるよう案内されています。パソコンやスマートフォンの操作に不安がある方は、早めに相談しておくと安心ですね。

試験の全体像を先に知りたい方へ

等級や作業の違いがまだあいまいな方は、機械保全技能士とは?資格の内容・等級・取り方を先に読んでおくと、申し込みで迷いにくくなります。

申し込み期間はいつ?等級ごとの受付時期

ここでの結論

機械保全技能士の申し込み期間は年2回です。2026年度は第1回(3級)が4月1日〜4月17日、第2回(特級・1級・2級・3級)が8月24日〜9月25日でした。2026年10月15日の時点で、2026年度の申請はどちらも終わっています。

機械保全技能士2級の申し込みも、1級の申し込みも、第2回の期間にしかできません。3級の申し込みだけは、第1回と第2回の両方で受け付けています。

回受ける等級2026年度の申し込み期間2025年度の申し込み期間(インターネット)
第1回3級2026年4月1日(水)10:00〜4月17日(金)18:002025年4月1日(火)10:00〜4月18日(金)18:00
第2回特級・1級・2級・3級2026年8月24日(月)10:00〜9月25日(金)18:002025年8月25日(月)10:00〜9月26日(金)18:00

締め切りは最終日の18:00です。最終日の夜に申し込もうとすると間に合わないので、気をつけておきましょう。

次の申し込みに向けて

2027年度の日程は、まだこの記事では確かめられていません。JIPMの実施公示は、2026年度が3月2日、2025年度が3月3日に出ているので、例年は3月ごろに公式サイトのお知らせを見るのがおすすめです。

試験日と合格発表の日程は、機械保全技能士の試験日と年間スケジュールで等級ごとにまとめています。

よくある失敗

第1回の申し込み期間は2026年度で約2週間半しかありません。「4月は忙しいから後で」と思っていると、気づいた時には締め切られていることがあります。

申し込みの4段階|準備するもの・入力すること・支払い・受検票

ここでの結論

個人申請は「準備するもの」「入力すること」「支払い」「受検票」の4段階で進めると迷いません。特に、申請した後は作業や等級を変えられないので、入力の前の準備が一番大切です。

申し込みの画面を開く前に、全体の流れを知っておくと落ち着いて進められますよね。ここでは、JIPMの試験要項やよくあるQ&Aに出ている内容を、4つの段階に分けて並べてみます。

段階やることここで確かめること
1 準備するもの受ける等級・作業を決め、本人確認書類を用意する受検資格を満たしているか、免除があるか
2 入力すること受検申請の内容を入力する等級・作業・受検地区・手数料の区分
3 支払い受検手数料を払う決済方法による事務手数料・振込手数料
4 受検票マイページから受検票をダウンロードして印刷する試験会場と日程
機械保全技能士の申し込みを、準備・入力・支払い・受検票の4段階で示した図解

1 準備するもの

まずは、受ける等級と作業を決めます。1級・2級は機械系保全作業・電気系保全作業・設備診断作業、3級は機械系保全作業と電気系保全作業から選びます。

次に、受検資格を満たしているか確かめましょう。JIPMの試験要項では、受検資格は機械保全に関する業務の実務経験年数で判定し、実務経験を証明する書類の提出はいらないとされています。

申し込みの前に用意しておくもの
  • 受ける等級と作業(後から変えられない)
  • 受検資格の確認(実務経験の年数は受検申請の最終日まで数える)
  • 本人確認書類(運転免許証、生徒手帳・学生証、マイナンバーカードの表面など)
  • 一部合格や技能士の人は、技能士番号か合格通知番号
  • 3級で減免・学割を使う人は、学生か在職者かの確認

受検資格の数え方は、機械保全技能士の受検資格と実務経験で級ごとに紹介しています。

2 入力すること

申請では、受ける等級・作業、受検地区、受検手数料の区分などを入力します。受検地区は申請の時に選べますが、試験会場と日程は選べません。

例えば、職場の近くと実家の近くで迷う場合は、試験日にどこにいるかで選んでおくと安心です。電気系保全作業の実技は、期間の中から事務局が日を決めて受検票で知らせる仕組みなので、その期間の土日にどこで過ごすかも考えておきましょう。

前に学科か実技の片方だけ合格している人や、技能士の人は「免除付受検申請」をします。平成27年度以降の合格者は、技能士番号や合格通知番号を入れて申し込む仕組みです。

一方、平成26年度以前の合格者は、免除付受検申請ができません。この場合の扱いは、機械保全技能士の学科免除・一部合格で確かめてみてください。

入力を終えたら見直すこと

送信の前に、等級・作業・受検地区・手数料の区分の4つを、画面でもう一度読み上げてみてください。「2級の電気系で、受検地区はここ、区分は一般」のように声に出すと、選び間違いに気づきやすくなります。

3 支払い

申請したら、受検手数料を払います。決済の方法によっては、事務手数料(10,000円未満は330円、10,000円以上は440円・いずれも税込)や振込手数料が別にかかります。

受理された後の受検手数料は、理由を問わず返金されず、次回にも回せません。天災など受検者のせいではない理由の場合は、返還されることがあるとされています。

4 受検票

受検票は郵送されません。マイページからダウンロードして、A4の片面に印刷し、当日持っていきます。

写真を貼る必要はなく、申請の時にも写真はいりません。受検票を開いたら、試験会場と日程をすぐに確かめておきましょう。

個人申請の流れ
  1. 受ける等級と作業を決める
  2. 受検資格と免除の有無を確かめる
  3. 本人確認書類を用意する
  4. 公式サイトからインターネットで受検申請をする
  5. 受検手数料を払う
  6. マイページにログインして受検票をダウンロードする
  7. A4の片面に印刷して、試験会場と日程を確かめる

マイページにログインできない時は

機械保全技能士のマイページは、受検票の受け取りや結果の確かめで使います。ログインできない時や操作が分からない時は、受検サポートセンターに問い合わせてみてください。

試験会場の決まり方と当日の持ち物は、機械保全技能士の試験会場でまとめています。

受検料(受験料)はいくら?2026年度の区分表

ここでの結論

JIPMの2026年度の試験要項では、特級・1級・2級は学科と実技の両方で20,000円です。3級だけは、23歳未満の人と学生に減免・学割があり、実技の金額が区分ごとに違います。

検索では「受験料」と書かれることが多いですが、公式の言葉は「受検手数料」です。どちらも同じもののことなんです。2026年度の受検手数料は非課税で、金額は次のとおりです。

特級・1級・2級の受検料

受ける試験受検手数料(2026年度)
学科のみ4,600円
実技のみ15,400円
学科・実技の両方20,000円

2級や1級には、年齢による減額はありません。2025年度も同じ金額でした。

3級の受検料

3級は、2026年4月1日時点の年齢と、学生か在職者かで区分が分かれます。学科のみの受検手数料は4,600円です(23歳未満の在職者の区分は、公式の表で学科のみの欄が空欄になっています)。

区分当てはまる人実技のみ学科・実技の両方
学割減免23歳未満の学生6,200円10,800円
在職者減免23歳未満の在職者7,700円12,300円
減免23歳未満で学生でも在職者でもない人11,600円16,200円
学割23歳以上の学生10,000円14,600円
一般上のどれにも当てはまらない人15,400円20,000円

ここでいう「学生」は、学校教育法の学校の在学生か、職業能力開発促進法の施設で職業訓練を受けている人で、受検申請の最終日に在籍している人です。「在職者」は、受検申請の最終日に在職している雇用保険の被保険者で、学生やアルバイトは含まれません。

『自分はどの区分?』と迷ったら、受検申請の最終日の時点で学生か、雇用保険に入って働いているかで考えてみてください。区分は申請の後で変えられないので、入力の前に確かめておくのが大切です。

古い情報に気をつけて

ネットで「35歳未満は2級・3級の実技が減額」という説明を見かけることがあります。これは令和3年度までの制度で、2026年度の機械保全では、減免の対象は3級の実技だけ、年齢は23歳未満です。

減免・学割は、出入国管理及び難民認定法の別表第一の上欄の在留資格で在留している人には使えません。また、会社によっては受検料の補助や合格報奨金があることもあるので、職場の就業規則や担当者に確かめてみましょう。

申し込みで迷いやすいことと、申請後に変えられないこと

ここでの結論

JIPMのよくあるQ&Aでは、申請した後の作業・等級・手数料の区分・受検地の変更はできないとされています。申し込みボタンを押す前に、入力した内容をもう一度見直しておきましょう。

『あとで直せばいいや』と思って申し込むと、困ることがあります。申請後に変えられないことと、迷いやすいことを表にまとめました。

項目申請後に変えられるか申し込む前の確かめ方
等級変えられない受検資格を満たす等級か確かめる
作業(機械系・電気系・設備診断)変えられない仕事で触れる設備や練習できる環境で選ぶ
受検手数料の区分変えられない年齢・学生・在職者の条件を確かめる
受検地区変えられない通いやすい地区を選ぶ
試験会場・日程もともと選べない受検票で確かめる
機械保全技能士の申し込みで、申請後に変えられない項目をまとめた図解

学科と実技は別々に申し込める

受検手数料の表に「学科のみ」「実技のみ」の欄があるとおり、片方だけを申し込むこともできます。一部合格していて、残りの試験だけ受ける場合などです。

一部合格した試験は、合格した作業に限って、次回から免除されます。1級・2級・3級の一部合格の効力に期限はなく、特級だけは合格した日から5年間です。

3級は第1回と第2回を両方申し込める

3級は、同じ年度に第1回と第2回の両方を受けられます。ただし、申し込みはそれぞれ必要で、第1回の申し込みを第2回に繰り越すことはできません。

例えば、第1回で実技だけ不合格だった場合、第2回で実技だけを申し込み直すという進め方もできます。

障がいのある方への配慮

JIPMの試験要項では、アナウンスの見える化や問題・解答用紙の拡大、座席の配慮など、受検での配慮が案内されています。希望する人は、申請した後に受検サポートセンターへ連絡します。

よくある相談|機械保全技能士の申し込みと受検料

ここでの結論

申し込みの相談で多いのは「受検料の区分」「学歴や経験が足りるか」「会社から言われた等級を受けられるか」です。答えは、受検資格と受検手数料の区分を確かめれば見えてきます。

ネットの質問サイトで閲覧の多い相談を、要約して答えていきますね。

相談1:3級を学科・実技の両方(20,000円)で申し込んだが、区分はこれで合っている?

3級を学科と実技の両方で申し込んだ後に、金額や申し込み方が正しかったか不安になった、という相談です。20,000円は、3級の「一般」の区分で学科・実技の両方を受ける時の金額です。

もし23歳未満だったり学生だったりすると、減免や学割の区分に当てはまることがあります。ただ、申請した後は手数料の区分を変えられず、受理された受検手数料は返金されません。

これから申し込む方は、「2026年4月1日時点で23歳未満か」「受検申請の最終日に学生か在職者か」の2つを、入力の前に確かめておきましょう。

相談2:中学校を卒業した後に働いているけど、機械保全技能士は取れる?

学歴が中学校卒業でも、機械保全技能士を取れるのかという相談です。結論から言うと、学歴で受けられないということはありません。

JIPMの案内では、3級に必要な実務経験は0年で、学歴も問いません。2級は実務経験2年以上か、3級に合格していれば受けられます。

『学歴がないと不利かも』と思う方もいますよね。機械保全技能検定は実務経験と合格した等級で受検資格が決まるので、3級から順に積み上げていく道が開かれています。

相談3:会社から電気系保全作業の2級を取ってほしいと言われた

工場に転職して2年目の方が、会社から電気系保全作業の2級を取るよう言われ、どう申し込めばいいかという相談です。保全の経験が浅いことへの不安も書かれていました。

2級の受検資格は、実務経験2年以上か、3級の合格などです。実務経験は機械保全に関する業務に就いた日から受検申請の最終日まで数えるので、まずは自分が何年になるか数えてみてください。

2年に届かない場合は、3級から受けるのも一つの方法です。3級に合格すれば、合格後の実務年数を問わずに2級を受けられます。

会社から言われて受ける時は、団体申請になるか、受検料の補助があるかも職場で確かめておくと安心です。「会社でまとめて申し込みますか?」「受検料は会社が出してくれますか?」と、担当者に一言聞いておきましょう。

資格を活かせる職場も見ておく

申し込みを進めていると、『この資格を取ったら、今の職場でどう活かせるんだろう』と考える方もいると思います。今の職場で上の級を目指すのも、社内で保全の部署に移るのも、どちらも大切な選び方です。

そのうえで、設備の大きい工場や勤務体制の違う職場を見てみたい方、資格手当や取得支援のある会社を比べたい方は、メーカーの保全求人を見比べると選択肢が広がりますよ。

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よくある質問

機械保全技能士の申し込み期間はいつですか?

2026年度は、第1回(3級)が4月1日から4月17日、第2回(特級・1級・2級・3級)が8月24日から9月25日でした。どちらも最終日の18:00で締め切られます。

機械保全技能士の受験料はいくらですか?

2026年度は、特級・1級・2級が学科・実技の両方で20,000円です。3級は区分で変わり、23歳未満の学生なら学科・実技の両方で10,800円です。

機械保全1級の申し込みは何月にできますか?

1級は第2回だけなので、申し込みも第2回の期間だけです。2026年度は8月24日から9月25日でした。

受検票はいつ届きますか?

受検票は郵送されません。マイページからダウンロードして、A4の片面に印刷して当日持っていきます。

申し込んだ後に作業を変えられますか?

変えられません。JIPMのよくあるQ&Aでは、申請後の作業・等級・手数料の区分・受検地の変更はできないとされています。

まとめ

この記事の要点
  • 2026年度の機械保全技能士の申し込みは、インターネット申請だけ
  • 申し込み期間は年2回で、1級・2級は第2回(2026年度は8月24日〜9月25日)だけ
  • 申し込みは、準備するもの・入力すること・支払い・受検票の4段階で進める
  • 受検料は特級・1級・2級が両方で20,000円、3級は年齢と学生・在職者で区分が分かれる
  • 申請後は等級・作業・手数料の区分・受検地を変えられないので、入力前に確かめる
機械保全技能士ドットコム

機械保全技能士ドットコム 編集部

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